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協議会の概要

会長挨拶・沿革と理念

会長挨拶

会長 芳井敬一

この度、創設35年を超え、大変長い歴史のある日中建築住宅産業協議会の会長を務めさせていただくことになりました。

昨今、日本と中国を取り巻く経済・社会環境が大きく変動する中、日中間の経済的な交流を更に深めることが、両国の景気回復や経済的活力に繋がり、そして世界へも良好な影響を及ぼすと考えられます。
今後、中国の生活様式は大きな変化を遂げることが見込まれています。少子高齢化社会を迎えることを考慮すると、様々な分野に於いて、まだまだ多くのビジネスチャンスが期待できると思われます。

日本企業には、他国にはない豊富な経験、知識や技術力があります。この協議会を通じ、会員企業の皆様とより強固な協力体制を築き、各方面にてその経験や技術力を活かしながら事業を進めていくことが叶えば、両国の互恵関係をより発展させることはもとより、各会員企業様の発展に繋がると確信します。
これから先の両国の建築・住宅分野の発展を見据えると、従前から活発な人的交流や各種交流会議への協力や参加など、多分野に渡る活動を行ってきた当協議会の重要性も増してゆくと考えます。

今後も各企業様、建築・住宅分野の政策方面に深い関係があります政府機関及び関連団体のご支援を賜り、中国側カウンターパートとも密に連携を取りながら、両国の友好と交流の発展に寄与してゆく所存です。また、会員企業の皆様の中国ビジネスに於いて、より一層お役に立てる協議会となるよう、共に活動していきたいと考えております。


沿革と理念

1980年代に入ると中国は改革開放政策が定着し、目覚ましい発展を遂げました。それにつれ建築・住宅需要も飛躍的に増大し、中国関連企業の近代化が急がれるようになりました。

一方、日本では成長する中国への関心が高まり、密接な交流を求める気運が盛り上がりました。

こうした情勢の中で、両国建築センター間の交流が始まると共に、1985年2月、日本の建築・住宅産業分野の中核をなす企業が多数集まり、「日中建築住宅産業協議会」を設立しました。

交流の大きな道が拓かれて以来、両国の建築・住宅分野の発展を願い、この分野の「井戸を掘る」確固たる信念に基づき、相互の人的交流や情報交換を行うと共に関連交流会議への協力・参加、会員への情報提供等、豊かな活動を行ってまいりました。

建築・住宅分野における日中両国の末永い友好と交流の発展--それは両国民が切に望む「ふたつの国のふたつの夢」であります。夢の実現に向け、今も着実に歩んでいます。

現在は、日中の政府間交流とセンター間交流にも参加をし、支援をいただきながら、当協議会のカウンターパートである「中国不動産協会産業協力委員会」との関係を深め、民間企業間の交流により具体的な共同事業を推進するなど、新たな取り組みを進めて参ります。